2分で読める生成AIのいま vol.33「AIがアプリを従える」時代へ。Antigravityで変わる?!これからの仕事と生活
AIエージェントは、もはや単なる便利ツールではありません。「アプリを従える」Antigravityという新たな存在。その「ここが新しい」と「意外な活用法」をさらに深掘り解説します。
今回も医療田さんと機械屋さんの会話で、あなたの「めんどくさい」を丸投げできる未来を覗いてみましょう。
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医療田:
ねえ機械屋さん。
前回、このブログ自体をAntigravityが書いてるって聞いて、すごいなって思ったんだけどさ。
機械屋:
実際に違和感なく読めているなら、大成功ですね。
医療田:
でもさ、機械屋さん?
機械屋:
はい。
医療田:
Antigravityを使うと、「私や機械屋さんの性格を反映したブログを自動化できる」ということは分かったんだけど。。
世の中、ブロガーやライターとか、
その、、
物書きの方ばっかりじゃないじゃない?
機械屋:
そうですね。
医療田:
もの書き以外の人も、
「これは面白い!」
と思うような、Antigravityの使い方って、どんなものがあるのかな?
機械屋:
いい質問ですね。
実は、Antigravityは「コードを書く道具」として生まれました。
医療田:
あ、そうなんだ。
機械屋:
そうなんです。
そして、「PCを使ったあらゆる作業」を代行できる可能性を秘めているんです。
医療田:
あらゆる作業?
たとえば?
機械屋:
医療田さん、普段「めんどくさいなー」って思いながらPCでやってること、ありません?
たとえば、飲み会のお店探しとか。
医療田:
あるある!
「渋谷で、個室があって、予算5000円くらいで、魚が美味しくて…」って探すの、地味に時間かかるんだよね。
食べログ見て、Googleマップ見て、空き状況チェックして。。
機械屋:
それ、Antigravityに頼めば一発なんですよ。
「渋谷で魚が美味しくて個室がある予算5000円のお店を3つ探して。あと、予約の電話用のメモも作っといて」
って言えば、ブラウザを勝手に操作して、お店をリストアップしてくれるんです。
医療田:
えーっ!ブラウザも勝手に見てくれるの?
私たちがポチポチ検索してる画面を、AIが代わりに操作してくれるってこと?
機械屋:
その通りです。これを「Computer Use(コンピュータ操作)」機能と呼んだりします。
AIが自律的に動く、「エージェント」としての真骨頂ですね。
検索だけじゃありませんよ。
例えば、「毎月届く光熱費のメールから、請求書のPDFをダウンロードして、Dropboxの『2025年経費』フォルダに保存しておいて」とか。
医療田:
うわ、それ超便利じゃん!
地味〜に面倒なんだよね、そういった仕事。
機械屋:
ですよね。
「旅行の計画」なんかも得意ですよ。
「来月の連休、ハワイに行きたいんだけど。フライトと、一泊3万円以下の海が見えるホテルを探して、旅程表を作って」
なんて頼めば、複数の予約サイトを比較して、ベストなプランを提案してくれます。
医療田:
すごい。。!
それってもう、優秀な秘書さんじゃない。
わざわざプログラミングなんて覚えなくても、
「これやって!」って頼むだけでいいんだ。
機械屋:
そうなんです。
そこが、単なる「便利な道具」と「AIエージェント」の決定的な違いです。
「使う」のではなく「任せる」。
それって実は、「AIとアプリの主従逆転」とも言える大きな変化なんですよ。
医療田:
。。?どゆこと?
機械屋:
これまでのAIサービス、たとえばGitHub Copilotなどは、「エディタ(作業環境)の中にAIがいる」形でした。
あくまで「人間が作業する場所」に、AIがお手伝いさんとしてお邪魔している状態です。
医療田:
ふんふん。
機械屋:
でもAntigravityは逆なんです。
「AIの中に、エディタやブラウザ(UI)がある」んです。
医療田:
えっ、逆なの?
AIの中に。。UIが?
・・どゆこと(2回目)?
機械屋:
ええと、、そうですね。
AIという母体の中に、アプリなどの道具が取り込まれているイメージ、ですね。
Antigravityを開くと、そこはすでにAIのテリトリー。
医療田:
はあ。。
機械屋:
今までそういった環境は、ChatGPTなどのチャットボットタイプのものに限られていたわけですが、
今回は、いうなれば”AntigravityというAI”が持っている道具を自分の手足として操作し、ユーザーを手助けします。
医療田:
おお。。なるほどー!
いろんな道具を持っている、AntigravityっていうAIに頼んでいる状態なんだね?
だから「ブログ書いて」も「予約して」も、同じように頼めちゃうんだ。
機械屋:
そうです。「Antigravityを開くと、そこにはAntigravityというAIが満ちている空間に入る」、わけですね。
もちろん、本来の用途である「プログラミング」も得意です。
「予定調整アプリ作って」って言えば数秒で作ってくれますし、
「このバグ直して」って言えば、徹夜で修正作業もしてくれます。
医療田:
て、徹夜で。。
そんな時間のかかる仕事も任せられるんだ。
機械屋:
でも、多くの人にとっては、
「自分の手足となって、面倒なPC作業を肩代わりしてくれる」
この点こそが、最大の革命なんだと思います。
医療田:
なるほどねえ。
以前、
「人間はAIの協働者から管理者になっていく」
なんて話をしてたけど、、ほんとにそうなってきたね(過去記事参照)。
機械屋:
これからは、「自分でやる」んじゃなくて、「AIにどう頼むか」、という場面が、どんどん増えそうですよね。
医療田:
んん。
機械屋さん?
機械屋:
はい。何でしょう?
医療田:
ちょっと疑問に思ったんだけど。
多彩なタスクをどうやって管理しているの?
予約取るタスクと、ブログ書くタスクと、アプリ作るタスクと
そういう、「全部やってみたい!」、っていうような、やりたがり、、じゃなかった、興味の幅の広い人はどうすればいいのかな?
機械屋:
それなら簡単ですよ。「チャット」を分ければいいだけです。
医療田:
チャットを分ける?
機械屋:
はい。たとえば、
「飲み会の予約をするチャット」
「ブログを書くチャット」
「アプリを作るチャット」
というふうに、目的ごとに新しいスレッドを立ち上げるんです。
それぞれのチャットは独立しているので、
「予約の話をしてたのに、急にブログのコードが出てきた!」なんてごちゃ混ぜになることはありません。
頭の中を切り替えるように、サッと画面を切り替えるだけで、別の作業に集中できますよ。
医療田:
それは、、具体的にどういう風にやればいいの?
チャットで指示すればいい?それともエクスプローラーとかに操作が必要なのかな。
機械屋:
実はいろいろ方法はありますが、一番確実なのは「新しいフォルダーを開く」ことですね。
画面左上のメニューから「File」→「Open Folder」を選んで、
デスクトップなどに作った「飲み会用」とか「旅行用」といった空っぽのフォルダーを指定してみてください。
そうすると、今の画面とは別の、真っ白なAntigravityが立ち上がります。
これなら記憶が混ざることもありませんし、画面(ウィンドウ)を切り替えるだけで、
「仕事モード」と「幹事モード」を行ったり来たりできますよ。
AIが「あれ、さっきの話と関係あるのかな?」と迷ってしまうことがあるんです。
なので、スパッと部屋を変えてあげるのが一番です。
医療田:
なるほど!
「旅行担当の秘書さん」、「執筆担当の秘書さん」みたいに、
それぞれの部屋を用意してあげるイメージね。それなら私でもできそう!
よーし!
じゃあさっそく、
「溜まりに溜まった未読メール、全部いい感じに返信しといて!」
って頼んでみようかな!
機械屋:
そうですね。。。
いい感じ、は、もうちょっと具体的に指示してあげたほうがいい、かな^^;
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